・第５０回定期演奏会（2017年12月24日岡山市民文化ホール）

今回はついに記念すべき50回目の演奏会！！
会場入り口には、発足当時からの懐かしい写真がずらっと展示されていました。
自分は第19回〜第22回の間に在籍していたわけなので、50年のうちの前半に入ります。
相当の古参OBですね。

クリスマスイブではありましたが、例年程度の観客の方が来てくれていたように思います。
また、今回は超久々のOBの方にも何人かお会いできてうれしかったです！

※以下、演奏会からだいぶ時間が経ってから書いたので、相当記憶があやふやになっており、細かい部分まで書けていませんがご了承ください。

☆１ｓｔ　Ｓｔａｇｅ☆
まずは第１ステージ。
今年はPOPな曲が多く、みんな楽しそうに弾いていたのが印象的でした。
特にバスパートのメンバーの表情がとても良かったです！！
毎年こんな感じで弾いてほしいですね。
それにしても、さくらんぼを聞くとにゃんこスターの顔が浮かんで困ります。。。
また、今までの様に全員指揮者をガン見ではなく、適度に手元や譜面を見ていたのも良かったです。

これ以上細かい部分はもう忘れちゃってて詳しく書けません。すみません。。。。


☆２ｎｄ　Ｓｔａｇｅ☆
2ndステージ1曲目は「11月のある日」しっとりとした非常に良い曲です。
心地よく聴かせてもらいました。
2曲目は「名探偵コナン」の主題歌として使用された曲。女子だけの重奏なのが曲に合ってました。
3曲目はいかにもアイルランド的な曲。ゲーム「ファイナルファンタジー」の作曲者である植松伸夫氏がアイリッシュ音楽が好きで一時期ゲーム内でもこういう曲調のものが多く使用されていたのを思い出しました。
それにしてもこの曲はとにかくカッコイイ！！弾いてみたい！と思える曲でした。
女子がこういう曲をバリバリ弾いているのも実に良いですね。
最後の「三千院」は非常に雰囲気のある曲でしっとりと聴かせていただきました。

このステージはどれも良かったと思います。


☆３ｒｄ　Ｓｔａｇｅ☆
次はクレール。
「キャラバンの到着」はCMでも使用されている超有名曲。
何年か前にも演奏したと思いますが、この曲は結構ギターに合うんですよね。
「レ・ミゼラブル」メドレーは悪くはなかったですが、ミュージカルの曲なので、歌い上げるような雰囲気が出てればもっと良かったのではないかと思います。
最後の「What Makes You Beautiful」軽いノリの曲なので、クレール最後の曲として持ってくるのには違和感を感じました。
演奏は良かったと思います。


☆４ｔｈ　Ｓｔａｇｅ☆
第4ステージは事情があって3年生指揮者ではなく、院生の指揮者での演奏でした。
ペールギュント組曲の3曲とラデツキー行進曲は、春の定演でやった曲のようです。
春の曲をそのままやるのであれば、秋はせめて組曲中の他の曲も追加するとかしてほしかったところですが、ラストが難曲なので余裕がなかったですかね。
ラデツキー行進曲は、指揮者が時折振り返り観客に拍手の指揮をしてて面白かったですね。
振り返るたびにニヤっと笑うのがちょっとツボでした。

そしてラストは超難曲の「韃靼人の踊り」
よくもまあこんな難曲を選んだものです。速いフレーズをあのスピードで弾ける技術があるのは驚嘆です。
しかしやはり難しすぎて、聴いててずっとハラハラしてました。
バイオリンなどの弦楽器が、「線」で音を出すのに対し、ギターは「点」で音を出すため、少しのズレであってもそのズレが観客にしっかり認識されてしまいます。
そのためどうしても速い部分ではズレ・ミスが認識できてしまい、自分は気持ちよく聴いたというよりは「ハラハラドキドキ」の連続で落ち着かない感じでした。正直ちょっと無謀な選曲だった気はします。

しかしそれにチャレンジしたことは評価できるし、決して演奏レベルが低かったわけではなく、相当練習したであろう努力の結果が出ていたと思います。本当に凄いと思います。
自分の現役時代には逆立ちしたってできません。

あと、何故か難しい部分になればなるほど指揮者をガン見して弾いてましたね。
しっかり手元を見て弾いたほうが良いと思います。


最後にステージ構成について。
今回は、演奏終了後一旦舞台上から現役生代表の人が舞台袖にはけてから花束登場として再登場したため、色々とタイミングがおかしくなりました。
観客は、ここはアンコール拍手のタイミングだと判断し、揃った拍手をし始めたら花束登場となって、肩すかしのように。。。その後改めてアンコール拍手となりました。

ラストが院生の指揮者だったこともあり現役生から花束を贈りたいという気持ちは分かりますが、観客第一で考えられた構成ではなかったですね。

ずっと言っている指揮の件とかステージ構成とか、現役生も色々と他の団体のステージを参考にした方が良いと思います。
岡大でもギタマンやオケの演奏会がありますし、近隣の学校や団体含めると、1000円程度で聴ける演奏会が相当な数あると思います。
是非実際に足を運んで演奏会を観客側で経験すれば、色々と自分たちの演奏会に活かせると思います。

ギターの技術は本当に凄いと思うので、他団体が当たり前にできていることがギタアンにもちゃんとできるようになれば、言うことないです。

というわけで、今年もアラフィフおじさんが、好き勝手書かせていたいただきました。
年寄りの戯言と受け流してくださいませ。失礼しました〜。


ここまで長々と読んでいただいた方、誠にありがとうございました。m(_ _)m

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