・第４５回定期演奏会（2012年12月15日岡山市民会館）

何とか2012年内に感想をアップしようと思っていたのですが、年を越してしまいました。

部長挨拶

今年は、部長・幹事・メイン指揮者と全員女性なんですね。すごい。。。

部長挨拶は緊張が伝わってきて、めちゃくちゃ緊張してだめだめだった自分の時の挨拶を思い出してしましました。
結果的には、言い忘れたことを付け加えて笑いもとれて、良かったと思います。(^_^)

☆１ｓｔ　Ｓｔａｇｅ☆
今年は、見事にメジャーかつノリの良い曲を揃えてきましたね。
もう少し音量が出てれば言うことはないんですが、そこそこ元気はありました。

「Help！」のような曲ではじめるのは大正解だと思います。
他の曲も気持ちよく聴くとこが出来ました。

全体的に良かったと思います。

☆２ｎｄ　Ｓｔａｇｅ☆
4年生は人数が少ないせいか、第2ステージと第3ステージを合わせちゃって、重奏＆クレールになってました。
重奏は7人。クレールは指揮者で1人抜けるので6人での演奏です。

曲の方は、人数が少ないとはいえ、あまりに元気がありません。
音は出ていないし、ノリが悪いし、揃ってないし、上手くもない。

それでも、YELLOW YELLOW HAPPYは気持ちよく聴かせてくれるのでは？と思ったものの、これも期待はずれ。。。。
何なんすか、これは。。。

クレールのシシリエンヌでは、原曲にある印象的なハープのアルペジオ伴奏部がカットされた簡易編曲。
その簡単な編曲ですら綺麗に弾けていない。

4年生にどんな事情があるのかしれませんが、あまりにもひどい。

そもそも独奏や二重奏がないのは、弾けるレベルの人がいないのか、やる気がないのか。。。
毎年クレールは、「さすがクレール！！」と大満足することが多いのですが、今回はまさかの演奏でした。

☆３ｒｄ　Ｓｔａｇｅ☆
演奏はスゴイ良かったです！他のOBも近年の中では一番良かったと言ってました。
ラプソディー・イン・ブルーは難しいフレーズも弾けてましたし、アイネ・クライネでは、ある程度のスピードでちゃんと弾けてましたし。

しかし、どうしても私には、あのひたすら2拍で振る指揮が受け付けられません。。。
去年の感想でも改善要望を書いたのですが、残念ながら去年と同じでした。
指揮者は、演奏者に対する指示者であると共に、観客に対する一番の表現者であるはずです。

指揮者が大きく動いて盛り上げたり、パフォーマンス的なものがあるべきです。

演奏がとても良かっただけに、来年のクレールで改善されてたらとても嬉しいんですが。


＜全体として＞

今年はクレール以外は満足の演奏でした。

しかし！！
なんといっても観客席の雑音が最悪でした。

演奏会開始直後から、客席中から「ピピピ」という電子音が断続的に鳴り続けていて、非常に耳障りでした。
クレールのあたりまでずっと続いていて、なんで止めないのか怒りを覚えましたね。

しかもそれに加えて、金属板がビリビリとびびるような音も断続的になっていました。
観客席から発生しているのか、ホールそのものでどこかから鳴っているのか全く不明ですが、これまた不快でした。

演奏者は何も悪くないのに、ほんとかわいそうでした。。。。


で、最後にステージ構成について一言、いや二言

細かいことなんですが、ステージ終了時に
①演奏終了
②指揮者がおじぎ
③指揮者が演奏者に起立をうながす
④演奏者起立の準備（足台をずらしたりする）
⑤全員準備が出来たのを確認して、中央の演奏者が起立するのに合わせて全員が起立
⑥指揮者が再度おじぎして退場
という長ーい手順を踏んでいますが、その流れが長すぎるため拍手が途中で途切れ、また拍手し直す感じになっています。

特に③～⑤の間が長すぎてだれるので、正直「タイミングなんか全員で合わせなくてもいいから、早く立てばいいのに」と思っちゃいます。
細かいことではありますが、観客を待たせないほうが良いと思いますよ。

と、去年と全く苦言です。（コピペしました）
私は今まで多くの演奏会に足を運んでいますが、あんなタイミングで拍手を途切れさせてしまう演奏会は、ギタアン以外にはありません。「この間（ま）は何だよ！」と心の中で叫んでます。。。
改善して欲しいですね。

あと、これまた以前の感想でも書いた苦言ですが、最後に花束を渡しに出てくる4年生は、観客におじぎしなくてよろしい。
これもギタアンだけです。
逆に演奏者に拍手するくらいならいいんですが、観客は花束を持って来た人に向かっては拍手しているわけではありません。

現役生ももっと色々な演奏会に足を運んで見てください。
演奏会での常識・セオリーが段々分かると思いますので。

では、今回の感想はこの辺で。。。


ここまで長々と読んでいただいた方、誠にありがとうございました。m(_ _)m

戻る