・第４２回定期演奏会（2009年12月5日岡山市民会館）

今年は、「写真撮影はご遠慮ください」の注意書きもありましたので、素直に撮影をやめました。
撮らなきゃ撮らないで楽なもんで。。。

部長挨拶は今までにないパターンで新鮮でした。こういうのもいいですね！

☆１ｓｔ　Ｓｔａｇｅ☆
今まで散々「最初は元気の良い曲で！」と言い続けた自分としては、最初の曲として「夢」を持ってきたのは、大正解だったと思います。
しかし、やや想像よりは元気なかったのが残念ですね。最初なのでまだみんな緊張している感じだったのでしょう。

続いて「プリティーウーマン」これもノリの良い曲。出だしの特徴的なイントロで盛り上がって、さあここから主旋律！というところで、音量がガタっと下がってしまったので、ちょっと肩すかしを食らいました。演奏は良かったですが。

「木蓮の涙」はいい曲ですね。しっとりと聞かせてくれました。
「アシタカ聶記」は久石サウンドの王道的な曲。壮大なイメージがあります。演奏は非常にメリハリがあって良かったと思います。

「そりすべり」は季節感満載。今の時期はお店などでよく耳にしますね。とても楽しく聴かせてもらいました。ハンドパーカッションもあり「ヘイ！」も良かった。

１ステージトータル的には、最初やや元気がない感はあったものの、とても良かったと思います。
アルトの調弦が・・・う〜ん・・でしたが

☆２ｎｄ　Ｓｔａｇｅ☆
「大聖堂」は大好きな曲。と思ったら第一楽章は何故か省略。どうせやるなら全部やって欲しかったです。自分の周りのOBも同意見でした。 演奏はちょっとハラハラする感じでした。あと、なんか繰り返しとか省略していませんでした？妙に短かったです。

「祇園の恋」は初めて聴きました。もともとギター二重奏として作られた曲だけに、二人の調和感がよかったです。
曲自体は大人しいので、個人的には少しもの足りませんでしたが。

最後は恒例のアンドリュー・ヨーク。彼の曲は最近定演で演奏される確率が非常に高いです。
とはいえ個人的には全くなじみがないため、今ひとつ没頭できず。演奏は非常に上手かったですが、かなり長く感じました。
なんか観客とは遠いところで弾いているような感じで、観客との一体感がなかった気がします。まあ主観ですが。
繰り返しますが、演奏自体はとても上手かったんですけどね。


☆３ｒｄ　Ｓｔａｇｅ☆
毎年、満足度の高いクレールです。

1曲目が誰もが知っているクイーンの曲。テンポも非常に良く実に気持ちよく聴けました。すばらしい！

2曲目の「キャラバンの到着」は題名は知りませんでしたが、聴いたら誰もが知っているCMの曲でした。
こういうジャズ系の曲もギター合奏に実に良く合うんですよね。実によかった。

最後の「栄光の風」も聴けばよく知っている曲。いい曲です。このステージはここまでで十分惹きつけられていたので、この曲もとても曲にのめり込んで聴くことが出来ました。

例年クレールは満足度が高いですが、今年はその中でも最高でした！！
演奏レベル・音量・スピード感・パート間のバランス、などなど全てがほぼパーフェクトに感じました。
このメンバーのステージだったら、お金を払っても聴きに行きたいです。ブラボー！！


☆４ｔｈ　Ｓｔａｇｅ☆
1曲目は力強く始まりました。1ステージとは違って演奏者もだいぶノッてきた感じ。ギター合奏らしい感じで気持ちよく聴けました。早いフレーズも要所にありましたが上手く弾いていました。

仮面舞踏会は、最近よくフィギュアスケートで使用されることが多いので、知名度は高いですね。
（くしくも定演当日同時刻には、フィギュアスケートのグランプリファイナルが行われていました。残念ながら今季この曲を使用している浅田真央は出場できませんでしたが。・・・余談失礼）
いかにも弦楽っぽいこの曲がギター合奏でどうなるか楽しみでしたが、意外にも見事に合ってましたね！とても良かったです。

「威風堂々」は元々ギター合奏に合っていると感じていた曲でした。原曲では管楽器が印象的に使用され力強く演奏されます。ギターでもその力強さが良く出ていました。速い主題と遅い主題がありますが、遅い方の主題では音数が減る分、かきならしを使用するなどして、力強さを維持していました。
トータルで見ると、４ステは非常に編曲が良かったと思います。その編曲と演奏がうまくかみ合って、観客に与える満足感は大きかったと思います。
拍手！！


＜全体として＞

全体としては、今回の満足度はかなり高いです。聴きに来て良かったと思いました。
みなさん本当にお疲れ様でした。
女性部長に女性コンマスということで、プレッシャーもあったのではないかと思いますが、努力が報われた感じですね。

・・で、せっかくなのでいつものように難点を。(^_^;)
今回は、ステージ構成関連で悪い箇所が多くありました。

以下に感じたことを書き連ねます。
・１ステでは演奏者の起立は不要。
　　今までもここでの起立はしていないと思いますが。。。
・演奏者や指揮者の入場とアナウンスのタイミングが合っていない。
　　特に第２ステージはひどかった。第１奏者は紹介アナウンス中に礼をして座ったために、観客は拍手できず。
　　第３奏者でも同様でしたが、今度は観客が拍手をしたためアナウンスが聞こえなくなった。
・２ステと３ステの間が「休憩」扱いでない。
　　ここだけ観客席が明るくならなかったのは最悪でした。結構時間はあるのに、アンケートも書けないし、トイレなど席移動も不便でした。
　　なぜそうしたのでしょう。。。
・最後の花束では、花束を持ってきた人の客席へのお辞儀は不要です。
　　多分、４年生が持ってきたのだと思いますが、この場面ではあくまで第三者。主役ではありません。退場時に観客側に軽く会釈はするとはしても、今回のように主役と並んで一緒にお辞儀するのは間違いです。観客はあなたに向かって拍手しているわけではないので、目立たないよう速やかに退場しましょう。

たくさん書いてしまいましたが、全部直接演奏とは関係ない部分です。
演奏自体はとても良かったと思います。

そういえば最近は、花束後に指揮者とコンマスの握手ってしませんね。以前は必ずしていたんですが。
握手すればそれもいい想い出になりますよ。(^_^)

また来年を楽しみにしています。
それではまた来年！

ここまで長々と読んでいただいた方、誠にありがとうございました。

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